今回は、BELS(ベルス)申請の代行依頼先を探しているという建設・住宅会社様向けに、BELSの申請代行の費用相場や安く代行依頼する方法を解説します。
人手不足が問題視されている建設業界ですが、ゼネコンや設計事務所、地域工務店などにおいて本来、設計などクリエイティブな業務に作業工数を割くべき人材が図面起こし~申請業務などに時間を取られて、本来メイン業務となる作業工数が足りなくなることでメンバーへ負担がかかり、社内の労働環境が悪化するという問題も起こっています。
手続きに手間がかかるためBELSの申請を行えていない企業が多いなか、BELSの申請を外注して、補助金の受給・住宅ローン減税等をお客様に提案することで他社商品と差別化できるようにしたいが、コストは出来るだけ抑えたいという建設・住宅会社様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな建設・住宅会社様の希望にお答えして、弊社では料金相場よりも低コストでBELSの申請を代行させていただきます。
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)申請代行の費用相場
外皮計算と一次エネルギー消費量計算を含むBELS申請代行の費用相場は、107,800~115,000円です。
またBELSの申請代行のみを行っている企業もあり、こちらは88,000~180,000円が費用相場でした。
弊社(株式会社Joh Abroad)では、ベトナムの首都ハノイにCADセンターを設立し、CAD図面作成だけでなくBELSの申請代行サービスもさせていただいておりますが、費用相場の半額程度で代行可能です。
申請代行サービスの料金比較
参考料金 | サービス内容 | |
A社 | 107,800円~ | BELS申請代行+外皮計算 +一次エネルギー消費量計算 |
B社 | 115,000円~ | BELS申請代行+外皮計算 +一次エネルギー消費量計算 |
C社 | 88,000円~ | BELS申請代行 |
E社 | 180,000円~ | BELS申請代行 |
Joh AbroadのBELS申請代行は以下の通りです。
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度) | |||
---|---|---|---|
内容 | 料金 | 詳細 | 納期 |
BELS申請サポート | 58,000円~ | ・外皮計算 ・一次エネルギー消費量計算 ・申請代行 | 5営業日 |
BELSの基準について
(BELS表示マーク取扱要領より抜粋 )
BELSは「建築物省エネルギー性能表示制度」という最大5つ星で評価される「ラベリング制度」です。
ZEHや長期優良住宅は基準をクリアした場合に初めて認定されますが、BELSは評価された結果をそのまま☆マークで表示します。
基準一次エネルギー消費量に対する設計一次エネルギー消費量の割合(=BEI)で5段階に分かれており、数値が低ければ低いほど☆マークが増えます。
各評価ごとの目安は以下のように定められています。
☆1(BEI=1.1) :既存建築物の省エネ基準(最低値)
☆2(BEI=1.0) :新築建築物の省エネ基準(最低値)
☆3(BEI=0.9) :省エネ性能の向上を誘導すべき基準でありスタンダードな評価値
☆4(BEI=0.85):BELSの中でも高い評価値であるが、5つ星を目指すのが望ましい
☆5(BEI=0.8) :BELSの最高評価であり、さらに計算値が高ければZEHの取得が可能
BELSは☆マークの数で評価が分かりやすいですが、より高い省エネ性能を備えた住宅としてはZEHや長期優良住宅、低炭素住宅の取得を目指す企業がますます増えています。
⇩ZEH、長期優良住宅についてはコチラに詳細がまとめています。
【いらない?】長期優良住宅のメリットは?元取れるか損得をリアルに計算してみた。
【いくら貰える?】ZEHの補助金制度を徹底解説~条件や補助額、認定基準について~
上部で紹介しているBELSマークはZEHマークも表示されています。
平成29年4月以降、ZEHマークも併記できるようになり、よりアピールしやすくなりました。
BELS申請のメリット
ZEHなどが国や地方自治体の補助金対象となっていますが、これらの申請にはBELS認定が必要になる場合があります。
補助金申請に活用できることもBELS認定を受けるメリットです。
また住宅事業者にとっては以下のようなメリットも挙げられます。
アピールポイントになる
BELSは、建築物や住宅の省エネ性能を「★」(星)の数で評価するため、エンドユーザー側にとっても省エネ性能の高さが一目瞭然です。
省エネ住宅への注目が集まってきた近年、よりよい性能を求めるエンドユーザーが増えています。
BELS申請可能、またBELSの認定取得済み住宅といったポイントは、お客様への提案時にアピールしやすくなるでしょう。
物件売却価格が変わる
BELS認定を受けた住宅は物件価値が向上します。
BELSで多くの星を獲得しておくことで物件の価値が高まり、一般の住宅とは売却額に大きな差があります。
⇩コチラでもBELS申請のメリットを解説しています。
【2023年最新】BELS (ベルス)住宅のメリットは補助金だけ?申請するべき理由を解説
BELS申請の手順
BELS申請は必要書類を揃えて専門機関へ提出し、審査を受けたのち評価書が発行されます。
煩雑な手続きがあるわけではなく、必要図書を用意できれば審査、評価書の発行は決して難しい手順ではありません。
2022年度には95,966件もの住宅がBELS評価書の交付を受けており、住宅事業者・エンドユーザー双方の注目度の高さ、普及率の高さがうかがえます。
申請図書は以下の6つです。
a. BELSに係る評価申請書
b. 設計内容(現況)説明書
c. 申請添付図書
d. 一次エネルギー消費量および外皮計算書
e. その他必要な書類
f. BELSに係る評価物件
(株)Joh AbroadのBELS認定申請サポート事業とは?
弊社のベトナムCADセンターでは、2005年に19歳で来日してから秋田大学で建設を学び、日本の企業に就職するという17年間の建設業界のキャリアがあるマネージャーを筆頭に、日本の建設会社で4~12年間エンジニアや現場監督としてキャリアのあるメンバー達が日々、図面作成業務を行っております。
BELSの申請を担当するメンバー達は日本の住宅会社から年間1,000件の構造計算などを行っており、日本語での会話は勿論、漢字を使用したメールの送受信も問題ありません。
また弊社では、日本相場より「30%~50%」安い価格で、BELSだけでなく、長期優良住宅や低炭素住宅などの申請サポート、そして建築図面、機械系CAD、電気設備(施工図もOK)、3D-CADによるプレス金型CADまで図面作成代行させていただいております。
詳細は下記の問合せフォームからお問合せください。
(株)Joh AbroadのCAD図面作成代行サービス概要
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【ベトナムへ外注】建築CAD図面作成代行や電気・給排水・機械設備図面を低価格で海外委託
(株)Joh Abroadでは、建設・住宅業界のYouTube・Instagramによる集客支援(ホームページを検索結果の1ページ目に表示させる)やベトナム人人材(外国人技能実習生、特定技能、エンジニア)の紹介、ベトナム人の免許取得支援、ベトナムCADセンターでのCAD図面作成代行サービス、外国人労働者の脱退一時金申請代行(納付した年金の返還請求)を行っております。
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