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【徹底解説】建設キャリアアップシステム(CCUS)とグリーンサイトを連携して運用を効率化!

株式会社Joh Abroadの中里貫太です。

建設キャリアアップシステム(CCUS)は、2022年6月現在、外国人と外国人を雇用している事業者にのみ登録が義務化されています。が、人手不足に悩む建設業界では外国人の受入れを行う企業も増加していくため、今後は建設キャリアアップシステムの登録者数も増加していくでしょう。

また2023年には、あらゆる工事での建設キャリアアップシステム活用が原則化される見込みのため、本記事では、建設キャリアアップシステムの登録を検討している建設系企業様に向けて、建設キャリアアップシステムの登録を効率化できるグリーンサイトについてご説明していきたいと思います。

グリーンサイトとは

グリーンサイトとは、グリーンファイルと呼ばれる施工体制台帳や労務安全書類をクラウド上で簡単に作成・提出・確認できる会員制の有料サービスです。このサービスを利用することで、システムに一度登録した情報は様々な書類作成に繰り返し利用することができ、施工体制台帳や施工体系図は自動作成も可能であるため、書類作成作業の効率化を図れます。

 

労務安全書類は下記のようなものです。

・作業員名簿

・工事安全衛生計画書

・新規入場時等教育実施報告書

・安全ミーティング報告書

・持ち込み機械等使用届

・工事・通勤用車両届

・有機溶剤

・特定化学物質等持込使用届

・火気使用願  

 

施工体制台帳は下記のようなものです。

・施工体制台帳作成通知書

・施工体制台帳

・施工体系図

・再下請負通知書

・外国人建設就労者現場入場届出書  

グリーンサイトと建設キャリアアップシステムの連携

グリーンサイトはMCデータプラスが提供するサービスですが、2019年8月30日に建設キャリアアップシステムの「就業履歴データ登録標準API連携認定システム」として認定を受け、同年の9月9日からは「CCUSデータ連携サービス」も開始されました。

上述の通り、CCUSは、施工体制台帳や労務安全書類をクラウド上で作成・提出・確認することを主な目的としたサービスですが、CCUSの技能者登録に必要になる情報とグリーンサイトで登録する情報には重複するものが多数あります。グリーンサイトから登録に必要な情報をCCUSに転送し、自動登録されるのが「CCUSデータ連携サービス」です。

引用:https://gs.kensetsu-site.com/helpdesk/public_file/ccus_more_detail.pdf

CCUSでは、全登録項目75項目のうち、必須とされている47項目中、グリーンサイトとの連携で39項目がデータ転送されて自動登録されます。残りのグリーンサイト上に無い8項目については、資格証の写しや添付書類でCCUS側で項目を追加すると登録完了です。

 

グリーンサイトの利用料金

元請業者として加入する場合と協力業者として加入する場合では、グリーンサイトの利用料金の体系が異なります。元請業者は「ID利用料」と「プロジェクト利用料」の2つの料金が必要となりますが、協力業者は「ID利用料」だけでグリーンサイトの利用が可能です。

ID利用料(元請業者、協力業者)プロジェクト利用料(元請業者)

・初期設定費用 11,000円

・ID利用料(1名) 年5,280円

・ID利用料(10名) 年13,200円

・初期設定費用 330,000円

・1プロジェクトあたりの料金が月4,400~7,700円

※上記はいずれも税込の料金になります。  

 

公共工事におけるBIM/CIM原則化

建設業で2024年4月から完全週休2日制の実施に向けて取り組んでいる理由は、2024年4月から適用される罰則付きの時間外労働規制に対応するため、そして深刻化する若者離れの対策として、労働環境を改善して建設業を就職先として魅力的な業界にしていくためです。

しかし建設業は現状、労働生産性が低く週休2日制の導入が困難であるため、2023年度までに建設キャリアアップシステムの登録を義務化にするだけでなく、小規模を除く全ての公共工事でBIM/CIMを原則適用することで、労働生産性を上げて週休2日制にしても支障がないような労働環境をつくろうとしています。

BIM導入のメリット

従来の3d-cadでは、初めに2次元の図面を作成してから、その図面を基に3次元モデルを作成していくという流れであったため、一部に修正が入ると関連する2次元の図面全てを修正して3次元モデルを再作成する必要がありました。

対してBIMは、先に3Dモデルを作成し、その3Dモデルの断面を切り出して2次元図面を作成するため、部分的に修正しても関係する部分は全て自動反映され、図面間の整合性を常に保てるという特徴があります。

これにより、手戻りに費やす時間を短縮でき、打ち合わせの際には発注者の希望をその場でデータに取り入れ形状等の確認ができるため打ち合わせの回数を減らすことも可能です。

さらにBIM/CIMは情報の一元管理が可能であるため、複数の作業を並行して進められることも労働生産性向上のためにビルや建築物などの設計でBIMが求められる理由になります。

また3d-cadで作成できるのは、3Dモデルと各種2次元図面のみですが、BIMでは3Dモデルから各種2次元図面を作成できるだけでなく、資材の発注書や見積書、確認申請書類なども作成できるので、これら書類作成の時間も短縮可能です。

従来は自社のカタログ等を確認しながら実行予算の計算をしていましたが、BIMでは自動算出されますのでこの機能も労働生産性の向上に大きく貢献するでしょう。

 

CIM導入のメリット

CIMはBIMがベースとなっているため基本的な仕組みは同じですが、ビルや建築物などの設計で活用されるBIMとは違い、CIMは橋やダムなどの土木構造物で活用され、設計から施工、維持・管理まで建設の全工程の情報を含めたモデルの作成が可能です。

土木工事では建築物の工事よりも関わる人が幅広くなるため、完成までの一連の流れが具体的に表示され情報の一元管理が可能であるCIMの導入は、生産性向上の面で大きなメリットとなります。従来の平面図だけで打合せを行っていた時よりも、イメージ共有の時間短縮され、協議をスムーズに進められます。

CIMは、設計段階で施工業者の意見を反映させられるため、施工時に懸念される問題の共有や施工手順のすり合わせ内容を3次元モデルに追加しておくことで、着工後に生じそうな仕様変更や手戻りを未然に防ぐことが可能です。

土木工事は、工事着工後に仕様変更やクレーム処理を行なうことが多いと思いますが、これらを防止することで生産性向上が期待できます。

また、3次元モデルによる完成形イメージの可視化できるため、地域住民など(専門知識のない方)にとっても分かりやすく、建設工事における合意形成もスムーズに行えるようになります。

従来は、専門知識のない方にも理解してもらう必要のある住民説明会などでは説明資料などを作成しなければなりませんでしたが、CIMを活用することで説明資料作成にかかる工数の削減が可能です。

さらに土木構造物の維持・管理でもメリットがあり、部材などの属性データを登録しておくことで、補修が必要になった際に構造物内部に使用されている部材の情報がすぐに引き出せたり、点検時期を把握することもできます。

 

BIM/CIM外注のメリット

建設業界では、2023年から小規模を除く全ての公共工事でBIM/CIMが原則適用されますが、若者離れの深刻化によりBIM/CIMオペレーターを新規雇用が難しい状況下にあります。

また案件数を考慮すると新規雇用は費用対効果が悪い。自社メンバーをBIM/CIMオペレーターとして育成中で、BIM/CIMオペレーター不足に悩んでいる企業様も多いでしょう。

このような企業様に利用していただきたいのが、2023年から新たに始まる建築BIM加速化事業です。

この補助金制度ではBIMモデリングの委託費も補助金の支給対象となりますので、BIM義務化に適応するための体制が整うまでは、補助金を利用しながらのBIMモデリング外注をBIM/CIMオペレーター不足を補うための手段としてご検討いただきたいと考えています。

補助金の支給対象と上限額は下記をご確認ください。

出典:Microsoft PowerPoint - 221202 úÉBIM€˜ ‰mÁé· (mlit.go.jp)

 

BIM/CIMモデリングを安く外注する方法

弊社(株式会社Joh Abroad)はベトナムとネパールにCADセンターがあり、BIM/CIMモデリングを料金相場より約30%安く代行させていただいております。

LOD200であれば150円~/㎡、LOD350は350円~/㎡でBIM作業を代行可能です。

BIM/CIMモデリングを安価に代行可能である理由は、ベトナムやネパールは日本に比べて人件費が安いことにありますので、技術面での心配は不要です。

弊社のCADセンターには、2005年に19歳で来日してから秋田大学で建設を学び、日本の企業に就職するという17年間の建設業界のキャリアがあるベトナム人マネージャーを筆頭に、日本の建設会社で4~12年間エンジニアや現場監督としてキャリアのあるメンバー達が在籍しております。

BIM/CIMモデリングを担当するメンバー達も、日本の建設会社でBIM/CIMスタッフとして施工管理をしていたような人材ですので、技術力の高さは勿論、日本語での会話やビジネスレベルでメールのやりとりが可能です。

 

株式会社Joh AbroadのBIM/CIM代行事業はこちら(料金表付き)⇩

【補助金で外注】建築BIM/CIMオペレーター代行サービス~電気設備・機械設備も対応~

 

まとめ

建設キャリアアップシステムは、外国人を雇用している事業者に登録が義務化されているため、外国人の雇用を検討している企業様にとって、建設キャリアアップシステムの運用方法は気になるところではないでしょうか。建設キャリアアップシステムの運用・登録は複雑であると言われているため、グリーンサイトを利用し、建設キャリアアップシステムと連携させることで、運用の効率化を図っていただければと思います。
株式会社Joh Abroadの代表は、C・THE・S協同組合という建設・住宅業界に特化した外国人技能実習生の監理団体を務めておりますので、外国人の雇用を検討中の企業様は是非、下記の問合せフォームから受入れの流れ・費用など詳細をお問合せください。

 

(株)Joh Abroadでは、建設・住宅業界のYouTube・Instagramによる集客支援(ホームページを検索結果の1ページ目に表示させる)やベトナム人人材(外国人技能実習生、特定技能、エンジニア)の紹介、ベトナム人の免許取得支援、ベトナムCADセンターでのCAD図面作成代行サービスを行っております。
 
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