【派遣VS外注】派遣CADオペレーターの時給平均相場～派遣と外注はどっちが安い？～

株式会社Joh Abroad(ジョー　アブロード)の中里貫太です。

建設業界では人手不足により、ゼネコンや設計事務所、地域工務店などにおいて本来、設計などクリエイティブな業務に作業工数を割くべき人材が図面起こしなどに時間を取られて、本来メイン業務となる作業工数が足りなくなるという問題も起こっています。

そこで、社員の業務効率を上げるためにCADオペレーターの派遣社員を雇いたいという建設会社・設計事務所の方々に向けて、派遣社員の時給相場、そして派遣社員の雇用とCADオペレーター業務の外注ではどれくらいコストに差があるのかを解説していきます。

CADオペレーターの派遣社員の時給相場

求人ボックスの統計データによると、CADオペレーターの派遣社員を雇う場合、1,571円が時給相場となっております。

私も派遣のCADオペレーターの求人を見てみると、未経験者も応募可能な求人であれば時給1,000～1,500円、CADソフトを使用した作図経験があることが条件となっているような求人は時給1,600～2,000円で掲載されているという印象を受けました。

業務内容や経験の有無によって必要になる時給は異なりますが、即戦力となるような派遣社員を雇うのあれば人件費もかなりかかってきます。

CADオペレーター業務の外注と派遣社員の受け入れでは、どちらの方がコストを抑えられるのかを比較していきたいと思います。

まずは即戦力となる派遣のCADオペレーターを1名雇う場合ですが、派遣会社へ支払う費用が「2,000円/時給、1日8時間、月間22日出勤」と仮定すると、2,000円×8時間×22日＝35万2千円の人件費がかかります。

1日8時間、月間22日CADオペレーターが常に稼働するにはそれなりの案件が必要となりますので、派遣社員に任せるのは月2案件ほどという建設会社・設計事務所では費用がかかりすぎるのです。

その点、外注であれば案件が集中して発生した際に、手が足りなければ外注するという方法を取れます。そのため、毎月の案件数がそれほど多くないという建設会社・設計事務所は外注の方が営業利益が出やすくなるのではないでしょうか。

弊社(株式会社Joh Abroad)では2021年にベトナムの首都ハノイにCADセンターを設立しました。

ベトナムは日本よりも人件費がかからないこともあり、木造は勿論、鉄骨やRCの各種基本設計図面、各種実施設計図面、各種施工図を外注する相場より30%～50％は安い価格でご提供可能です。2D-CADと3D-CAD、ともに対応可能で、必要とあらばフルBIMでの作成も可能です。

弊社のベトナムCADセンターには店舗や商業施設、マンションなどのBIM化の実務経験があるスタッフが在籍しています。

そのためよくご質問いただく、品質や日本語レベルに関しても心配不要です。

弊社のCADセンターのCADオペレーターは日本の大学で建設を学び、日本のゼネコンや住宅会社でエンジニアや現場監督として3年～5年間の実務経験があるメンバー達ですので、品質の高さは勿論、メールや打合せ時は日本語で問題なくやり取りが可能です。

また弊社はCAD図面作成だけでなく、構造計算から長期優良住宅など住宅の申請の代行まで幅広く行っております。こちらも相場よりも30%以上は安く代行可能です。

税制改正により長期優良住宅などの認定を取得しなければ、住宅ローン控除が受けられなくなる可能性もありますので、今後は住宅会社が成約獲得するうえで住宅の認定申請がより重要になってきます。

ベトナムに外注するメリットの一つとして安価に外注できることがありますが、価格以外にもメリットがあり、日本の長期休暇中も外注可能であることです。

日本には、祝日が連続する5月の「ゴールデンウィーク」、8月中旬頃の「盆休み」、そして12月末から1月3日までの「年末年始」などの長期休暇がありますが、この期間中はスケジュール通りに作業が進まないことも多いかと思います。

しかし、日本の長期休暇中も弊社のCADセンターでは通常通り業務していますので、これを上手く利用すれば作業の効率化を図れるのではないでしょうか。

以下、弊社のベトナムCADセンターに所属するベトナム人CADオペレーターが、日本の建設会社や設計事務所から依頼を受けて実際に作図したものになります。

料金も記載しておりますので、ご参考ください。

⇩弊社のCAD図面作成代行について⇩

【ベトナムへ外注】建築CAD図面作成代行や電気・給排水・機械設備図面を低価格で海外委託