エクステリア・外構のインスタ集客方法やSNS事例紹介
外構・エクステリア会社の経営者・経営幹部様は下請けから脱却したい、受注を増やしたい、元請けを獲りたいという思いはあると思いますが、実際どうすれば良いか分からないという声をよく頂きます。
そこで今回は外構・エクステリアの元請け受注を獲得するためのWEBマーケティングの基本であるSNS活用。その中でもインスタグラムの活用・運用方法について説明していきたいと思います。
InstagramのSNS運用ノウハウについてはこちらで解説しています。
【令和4年最新】工務店のWEB集客マーケティング!InstagramのSNS運用ノウハウ
建設会社(外構・エクステリア)がインスタグラムなどのSNS集客で上手くいかない理由とは?
効率的に集客する方法としてWEBの活用が主流となった現在。特に外構・エクステリアというビジュアル(おしゃれさ・生活感)が重要視される事業ではインスタグラムの活用が必須となりますが、WEBマーケティングについてのノウハウがない社員がなんとなくでインスタグラムの運用・投稿をしているという建設会社も散見されます。
上述のようなこともあり、実際にインスタグラムの運用・投稿をしてみたが、写真を投稿する際のタグの付け方や投稿頻度、写真の撮り方など分からないことばかりでホームページへの流入者数・問い合わせ数の増加につながっている実感がない、インスタグラムの集客効果はこの程度なんだと納得してしまっている方も多いというのが現状です。
(出典:総務省 平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書)
最近ではスマートフォンが普及されたことにより、休日などの暇な時間にはテレビよりもネットを利用するという人の割合が多くなっていますが皆さんも感じるところではないでしょうか。
そして、ユーザーがネット利用の際に取る行動としては、だらだらとSNS上に投稿されているものを見て回り、自身が興味を持ったものについては、より深く調べる(比較・検討)という流れになります。
ユーザーがこのような行動フローを取る中でSNSに自社の写真などが投稿されていないということは、ユーザーとの接触機会を放棄しているということですので、インスタグラムに不定期で投稿している、若しくはそもそもインスタグラムへ投稿していないという外構・エクステリア会社は定期的な投稿、可能であれば毎日投稿が元請け獲得には重要です。
インスタグラムへの毎日投稿は、ユーザーとの接触機会を増やし、認知されることでアカウントの質を向上させる、そしてアカウントが更新されているという事実はユーザーにとっての安心感や信頼感に繋がります。これらは、ユーザーの比較・検討するという行動フローにおいて、意思決定させる要素の一つとして重要になると思います。
出典:株式会社Macbee Planet最も購入動機となるSNSは「YouTube」で3割 10~20代は「Instagram」が6割と最多
購入動機になったSNS投稿の全体の割合を見ると、インスタグラムは25%とYouTubeに次ぎ2番目に多いという結果になっています。つまり、インスタグラムに写真を投稿するということは、エンドユーザーからの問合せを獲得するための手段として非常に重要なポイントです。
また、SNSの投稿で重視するものとしてユーザーの18%は写真と答えていることから、写真はユーザーにとって重要な位置づけであることが分かり、写真を中心としたビジュアルで訴求しやすいインスタグラムは集客ツールとして最適であると言えるでしょう。
インスタグラムを活用したSNS集客方法
リンクスタンプ
リンクスタンプは、ストーリーズに自分の好きなサイトのURLを貼り付けることが出来るという機能で、ごく最近まではフォロワー数が1万人以上のアカウントのみに解禁されている機能でした。
しかし、米国時間で2021年10月27日にインスタグラムからアカウントのフォロワー数に関係なくすべてのユーザに導入するという発表がされたことにより、フォロワー数による機能の制限がなくなったのです。
リンクスタンプの制限を解除するため、フォロワー数1万人を目標にしている、フォロワー数1万人を自力で突破したいが無理だと嘆いていた工務店経営者の皆さんにとって今回の発表は朗報ではないでしょうか。
従来の仕組みでは、フォロワー数が1万人以下のユーザーがサイトのリンクを設置出来るのは、アカウントのプロフィール欄のみとなっていたため、ストーリーで自社に興味を持ってもらうことが出来たとしても、ユーザーをプロフィール欄まで移動させるという行程が影響し、リンク先への流入確率が下がってしまうという問題がありました。
それが、今回リンクスタンプの制限が廃止で、ユーザーをストーリーズからプロフィール欄へ移動させる必要がなくなり、ストーリーズから直接リンク先に飛んでもらうといったように、リンク先に飛ぶまでの行程を1つ省くことが出来るのでリンク先の流入数の増加が見込めます。
今回のリンクスタンプ解放により、今までよりも投稿する写真の取り方を工夫することでコンテンツの質を高める、投稿ごとのタグ付けによる検索性の向上に取り組み、ユーザーにストーリーズを見てもらうことが重要になってきます。
潜在顧客へ発信が可能になる
(株式会社GLAPentertainment Instagramの利用実態)
上の図を見ると、ほしい商品やサービスがある時はハッシュタグで検索するユーザーが74.5%いるということから考えると、インスタグラムへ投稿する際にタグの付け方を工夫することで、自社をすでに認知しているユーザーに施工事例を見てもらうだけでなく、外構・エクステリア工事を検討中だが、まだ自社のことを知らないというユーザーを自社アカウントへ誘導することが可能になることが分かります。
このように外構工事を検討中のユーザーや外構に興味を持っているユーザーに見てもらうことが出来るので、購買意欲を掻き立てやすく自社への問い合わせに繋がりやすくなるのです。
イメージの明確化
住宅業界は「ユーザーが理想とするイメージを明確化する」「購入検討中のものを事前にリサーチする」という部分でユーザーが積極的なため、視覚的訴求に特化しているインスタグラムは集客ツールとして最適といえます。
以上のインスタグラムを活用した集客方法を踏まえて弊社がコンサルティングをご担当している三重県伊賀市にある株式会社中里工務店様のインスタグラムアカウントを見ていきたいと思います。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
(中里工務店HPhttps://rplus-nakazato.com)
この2枚の写真は、同じ場所で取られた写真ですが、あなたはどちらの方がユーザーに見られたときに良い写真だと感じてもらえると思いますか?私はこの2枚の写真を目にしたとき、断然一枚目の写真の方が良い写真だと思いましたし、目に留まりました。
1枚目と2枚目の写真を比較したときの、1枚目の写真の良い点
イメージしやすい
どうしても2枚目の外構のみの写真だと、実際に自分自身の生活に写真内の庭を取り入れた時のイメージが湧きづらいと思います。
その点、1枚目の写真であれば人物が写真に取り入れられているため、写真内の人物を自分自身に置き換えてイメージができ、外構工事の依頼を検討中のユーザーや、外構に興味を持っているユーザーにとって親切な写真となっています。
服の購入を例として挙げてみますと店舗での購入など、実際に服を手に取って購入する場合には、鏡で自分に服を合わせたり、試着してみるなど、この服は私に似合っているのかということを購入前に確認されると思います。
実際に手に取るより購入に慎重になるWEB通販は服のサイズは合っているのか、似合っているのかイメージしづらいと思いますが、そんな時に助かるのが、モデルが実際に購入検討中の服を着用している写真で、この写真が掲載されていると、購入への後押しにもなりますし、不安の軽減にも繋がります。購入後のイメージができないと購入の意思決定をしづらいのです。
外構・エクステリアの元受けの獲得するための要素についても上述と同様、購入後のイメージをユーザーに持たせることが重要ですね。
印象の違い
人物なしの写真だとどこか物寂しさが感じられ、「ここに依頼すれば、こんな綺麗でおしゃれな外構を作ってくれるんだ」という、ユーザーへの興味付けが難しくなってしまいます。
その点、写真に人物を取り入れることで、華やかさ・明るさが演出されるのでユーザーに自社を印象付ける要素の一つとして重要です。
WEB集客についてはコチラ
【工務店編】ホームページのWEB集客にはInstagram運用とYouTube活用
外構会社のInstagram運用方法のまとめ
以上の内容をお読み頂くと、インスタグラムで外構・エクステリアの元受けを獲得するためには、購入後をユーザーにイメージさせることがいかに重要であるかということを感じて頂けたのではないでしょうか。
写真に人物を取り入れるといっても撮影方法の詳細が分からないという方には、弊社ではインスタグラムの運用・投稿代行も行っていますので、是非一度お問い合わせください。
弊社のインスタ運用・投稿代行の料金プラン
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