今回は、BELS認定を取得するメリットについて解説していきます。
BELS (ベルス)とは
BELSとは、建築物省エネルギー性能表示制度のことで、新築・既存の建築物の省エネ性能について、第三者機関が評価・認定する制度のことです。
BELSでは、建物の省エネ性能が5段階で評価され、結果が★で表示されますが、★5つが最高ランクです。この星の数はBEI値(省エネルギー性能指標)によって以下のように区分されています。
- ★5つ:BEI ≦ 0.80
- ★4つ:0.80 < BEI ≦ 0.85
- ★3つ:0.85 < BEI ≦ 0.90
- ★2つ:0.90 < BEI ≦ 1.00
- ★1つ:1.00 < BEI
BEI値は「設計一次エネルギー消費量 ÷ 基準一次エネルギー消費量」で求められます。
基準一次エネルギー消費量は地域や建物用途、室使用条件などによって定められたものです。
設計一次エネルギー消費量は、実際に建てる建物の大きさや使う設備などに応じて算出されます。
BELSを取得した建築物には、上図のようなBELS評価書が発行され、希望すればプレートやシールの発行も可能です。
そしてBELSプレートには、下記の性能が記載されています。
①削減率の値(BEI値)に応じた★マーク(5段階で表示されます)
②基準一次エネルギー消費量に対する削減率
③省エネ基準・誘導基準それぞれに対する建物のレベル
④一次エネルギー消費量基準への適合可否
⑤外皮基準値および適合可否
BELS (ベルス)住宅のメリット2選
ZEH補助金の申請に活用できる
ZEHを推進するための補助金制度の一つに「ZEH支援事業」がありますが、補助金の交付にあたり下記の要件があるため、申請の際にBELS評価書を活用することができます。
本事業では、申請する住宅について、建築物省エネ法の第7条に基づく省エネルギー性能表示(BELS等、第三者認証を受けているものに限る)にて、「ZEH」であることを示す証書を原則として本年度(1年目)の完了実績報告前に取得し、その写しを本年度(1年目)の完了実績報告時に提出できることが交付要件の一つになっています。
またZEH支援事業は、2022年度の受付は終了してしまいましたが、経済産業省・環境省・国土交通省連携で予算6,550百万円で2023年度も継続される予定です。
ZEH支援事業について詳細は下記の環境省のサイトをご確認ください⇩⇩
物件の価値が上がる
BELSは、建物の省エネ性能が1~5までの5段階で表示されます。
またBELS認定を取得することで、第三者機関による評価を受けることができるため信頼性が高く、売却する際の性能証明になり物件の価値が上がります。
すぐに得られるメリットではありませんが、長期的に考えればメリットも大きいため、住宅購入者がBELS認定を取得しておこうと思える要素ではないでしょうか。
BELSの申請を相場の半額程度で外注する方法
弊社(株式会社Joh Abroad)では、ベトナムの首都ハノイにCADセンターを設立し、図面の作成業務だけでなくBELS等の申請サポートもさせていただいております。
弊社のベトナムCADセンターでは、2005年に19歳で来日してから秋田大学で建設を学び、日本の企業に就職するという17年間の建設業界のキャリアがあるマネージャーを筆頭に、日本の建設会社で4~12年間エンジニアや現場監督としてキャリアのあるメンバー達が在籍しておりますので、日本語での会話は勿論、漢字を使用したメールの送受信も問題ありません。
また弊社では、相場の半額程度でBELSの申請サポートを行っておりますので、「BELSの申請ができる体制が整っていない」「BELSの申請業務に自社メンバーの工数は割けない」という建設・住宅会社様にご活用いただければと思います。
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