ベトナム人の運転免許取得支援

【都道府県別】外国語対応の学科試験はどこで受験できる?ベトナム人におすすめする教習所もご紹介!

株式会社Joh Abroad(ジョーアブロード)の中里貫太です。
  • 母国語で運転免許を取得したい
  • 日本語能力に自身がないため、運転免許取得をためらっている
  • 外国語に対応した教習所はある?

本記事では、そんな悩みをお持ちの方に向けて、学科試験が外国語に対応している都道府県や本面試験を外国語で受験する方法、弊社がご紹介しているベトナム語対応の教習所についてご紹介してきたいと思います。

学科試験が外国語に対応している都道府県

 

都道府県英語中国語ポルトガル語ベトナム語その他
1北海道韓国語
2青森県
3岩手県
4宮城県
5秋田県
6山形県
7福島県
8茨城県
9栃木県
10群馬県
11埼玉県
12千葉県
13東京都
14神奈川県
15新潟県
16富山県
17石川県
18福井県
19山梨県
20長野県
21岐阜県
22静岡県
23愛知県
24三重県
25滋賀県
26京都府タガログ語
27大阪府
28兵庫県
29奈良県
30和歌山県
31鳥取県
32島根県
33岡山県
34広島県
35山口県
36徳島県
37香川県
38愛媛県
39高知県
40福岡県
41佐賀県
42長崎県
43熊本県
44大分県
45宮崎県
46鹿児島県
47沖縄県

参照:県警HP

上記は、2022年2月時点のものになりますので、内容に変動があることについてはご了承ください。

現状では、運転免許の学科試験が英語・中国語・ポルトガル語に対応しているという県が多く、ベトナム語に対応した学科試験はまだまだ少数です。しかし、近年では在留ベトナム人が増加傾向にありますので、まだベトナム語対応の学科試験がないという県にも需要を感じてもらえるのではないでしょうか。結果、今後はベトナム語に対応した学科試験が各都道府県に徐々に導入されていくのではないかと考えています。

運転免許試験の学科試験は、基本的には受験者が住民票を置いている県でのみ受験できるというものですが、例外として教習所に入校した場合があります。教習所に入校するとその県のルールが適用されますので、外国語で学科試験の受験を希望される場合には、学科試験が外国語に対応している県にある教習所への入校がおすすめです。

※公安委員会が許可しながらも、教習所によっては外国語で学科試験を受験できないところもありますので、ご注意ください。

そして、教習所卒業後に受験することになる本面試験ですが、こちらは受験者が住民票を置く県で受験していただく他ありません。

そのため、外国語で本面試験を受験したいという方については、受験時のみ一時的に学科試験が外国語に対応している県に住民票を移していただく必要があります。

 

運転免許試験の当日に必要な持ち物

・国籍記載の住民票の『在留資格と在留期間等』を省略せずに表示したもの(コピー不可)

・在留カード

・印鑑(※シャチハタ・ゴム印は不可)

・教習所卒業時に受け取った各証明書

・証明写真1枚

・運転免許証・仮運転免許証(お持ちの方のみ)

・筆記用具

・受験手数料

・免許証交付手数料

外国人が教習所に入校する、本免試験を受験する際には国籍が日本の方とは違い、国籍記載の住民票と在留カードが必要になりますのでご注意ください。提出の必要がある在留カードですが、在留資格変更中である場合は確認が必要な県もありますので、事前に警察署に在留カードを提示し、確認しておくと安全です。

 

ベトナムで取得した国際運転免許証は日本で使用不可

結論から申しますと、ベトナムで取得した国際運転免許証が日本では使用できません。

ベトナム人が日本で車を運転するには、ベトナムで取得した運転免許を日本の運転免許に切り替える、若しくは日本で新たに運転免許を取得するという方法になります。

国際運転免許証には、

道路交通に関する条約に基づいていて、条約締結国の間で相互に有効

という条件がありますが、日本はウィーン条約のみ締結、ベトナムはジュネーブ条約のみ締結というように日本とベトナムではそれぞれ締結している道路交通に関する条約が異なっているため、国際運転免許証が有効になる条件を満たしていないのです。

 

ジュネーブ条約についてはこちら。

【日本で可能?】ベトナム人の運転免許(国際免許)を切り替える!ジュネーブ条約とは?

弊社がご紹介しているベトナム語に対応した教習所の特徴

弊社がご紹介している教習所は、兵庫県と静岡県にある2校になります。ベトナム人がこの2校に入校することのメリットとしては、

①ベトナム語教本が用意されている

②仮免学科試験をベトナム語で受験できる

の2点です。ベトナム語教本とベトナム語対応の仮免学科試験があることで、学科面では日本語能力の心配がほとんど無くなるでしょう。学科教習は日本語で実施されますが、ベトナム語教本で自ら勉強し、ベトナム語で仮免学科を受験するということが可能になりますので、ベトナム語に対応していない教習所に比べると教習所卒業へのハードルが断然低くなります。

実際に教習所に話を伺うと、ベトナム人教習生の約半数以上が仮免学科試験を2度目で合格されているという情報がありました。

ベトナム人教習生からすると、日本語で行われる教習では理解できない部分が多くあると予想されますので、もちろん日本人よりも努力していただく必要はありますが、試験への合格率を教習所から伺うと難易度が高すぎるというわけでもなさそうです。

ここで、ベトナム人教習生にとって問題となるのが技能教習になります。過去に「前後・左右が理解できない」ため、技能教習を受けたことの証明が得られず、試験まで辿りつかないことから、教習所を退校する他ないという方がおられました。ベトナム人教習生からすると技能教習は、自動車の運転に集中しながら指導員が発する日本語でのコース・運転技術に対する指示を聞き取り、理解しなければならないという非常に大変な行為だと思います。

しかしながら、技能教習で使用される最低限の日本語は理解できなければ、教習所を卒業できないという事態に繋がりますので、日本語が全く理解できない、話せないというベトナム人の入校はおすすめしておりません。弊社では、ベトナムの方が教習所へ入校されたが、卒業できないというリスクを抑えられるよう、教習所入校前に日本語能力の確認を目的としたZOOMでの面談を実施しております。

 

ベトナム語対応の運転免許合宿についてはこちらで解説しています。

【ベトナム語対応】ベトナム人が運転免許合宿で普通運転免許取得の方法と流れ

 

まとめ

依然として、国内におけるベトナム語に対応した教習所は極めて少数であるため、ネットで探してみたが見つからない、どこでならベトナム人が入校できるのかという悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

以上のようなことも踏まえ、日本語で運転免許試験を受験するには不安が残るという在留ベトナム人には、弊社がご紹介する教習所を有効活用していただきたいと考えています。技能教習など、完全に日本語で実施される教習もあるため、日本語が全く理解できない在留ベトナム人には運転免許の取得は困難ですが、最低限の日本語は理解できるという方には運転免許を取得しやすい環境をご提供できる教習所です。

日本語で運転免許の学科試験を受験することに不安があり、教習所入校に一歩を踏み出せないという在留ベトナム人にはこの機会に運転免許の取得もご検討いただければと思います。

 

(株)Joh Abroadでは、建設・住宅業界に対してYouTube・InstagramなどよるWEB集客マーケティング支援やベトナム人の直接雇用支援(外国人技能実習生、特定技能、エンジニア)の紹介、ベトナム人の免許取得支援、ベトナムCADセンターでの外注委託(建築図面作成代行サービス)を行っております。

 

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